日課の詩『続、紅蓮華』
続、紅蓮華
わたしの心臓に咲いた華を
誰かが見ている
こんなところに来る者は
罪びとだけ
ふと顔が見えた
とても嬉しそうに
微笑みを浮かべながら
わたしの脈打つ華を
見下ろしている
見覚えがある
わたしが命を奪った者の大切な人
そしてわたしの命を奪った者
『もう一度、おまえの命を奪うことが
出来る喜びに震えてる。』
そう言うと
わたしの心臓の華を潰した
わたしは
無限の苦痛から解放された
皮肉なものだ
そして新たな紅蓮華が咲く
復讐の業火に焼かれた
紅蓮華が
書いてみて
復讐は大切な人のためにではなく、自分の自己満足に過ぎないものだと思います。
でも、実際わたしの身に起こった時は選ぶかもしれない選択肢の中にはあります。
皆さんはどうですか?