2020-07-08 日課の詩『七夕』 詩 七夕 今日という日を 指折り数えた 君と会った日から ちょうど一年 星の川を渡り 君のもとへ 君と会えなかった時間を 埋めるように 君を抱きしめる 『もう離さない』 そんな言葉を飲み込み 時間までただ君を抱きしめる 『またね』と笑顔でいう君に 僕も笑顔で『またね』 そして 『何も出来なくてごめんね』と心で呟く 星の川を渡り一人で涙と共に短冊を流す 『どうか君が幸せになれますように』と 書いてみて 一年に一度しか大切な人と会えない。 本当は言いたい『離さない』の言葉。 そんな君を縛ってしまっている自分が辛く苦しい。 七夕の日はとても切ない恋愛を感じてしまう。