日課の詩『天使よりも君』

天使よりも君

 

月の光が地上を照らす

夜の風が涼しく吹く

神秘的な光を浴び

心地良い風に揺られ

日常の喧騒に疲れた心が癒される

天使の息吹と光に誘われて

僕は現実を忘れ

幻想的な世界へと旅立つ

今までいた世界に未練はない

 

なんてことは決してない

君の声と微笑みは

天使の息吹も光も敵わない

 

僕の定位置である

君の隣へと戻る

これが一番幸せの時間

 

書いてみて

どんな美しく幻想的で神秘的な事象でも敵わないものがある。

大切に想う人にはどんなものも霞むものだと思う。