詩『自分勝手なわたし』
自分勝手なわたし
手に入れたものが
大切であればある程
手放したくはない
そう誰もが思うだろう
わたしも
そう強く願っている
だけど
心のどこかでは葛藤もある
それが
他人を傷つけたとしても?
それで
大切な人は喜ぶの?
それでも
やっぱり大切な人を失いたくない
偽善が嫌いとかではなく
単純にわたしは
自分勝手な人間だからだ
詩『主役でもあり観客でもある』
主役でもあり観客でもある
どんな人生だとしても
その人生の主役は自分である
いい事も悪い事も起こる
一番スポットライトを浴びて
輝いているのは自分だ
例えそれが
悲劇のヒーローやヒロインだとしても
人生にはどうにもならないことがある
でも
自分が主役を辞めるまでは続く
あなたは主役なんだ
観客がいる限り舞台を続けよう
そして
あなたは観客でもあるのだから
誰かの舞台を見届けよう
そう
あなたは一人じゃない