2020-01-01から1年間の記事一覧

日課の詩『今年も終わる』

今年も終わる もう少しで 今年が終わる 明日には 今年が思い出となる 今を 生きている時間が過ぎれば それは実感ではなく 思い出に変わる 今年を精一杯生きられただろうか 今年を悔いなく生きられただろうか やっぱり深く考えるのはやめよう 今はただ 来年を…

日課の詩『自分の人生なのだから』

自分の人生なのだから 普段と何も変わらない日常 朝起きて仕事に出かける 夕方家に帰ってくる 何も変わらない 毎日が同じことの繰り返し 明日も明後日も 一年後も十年後も ずっと同じことの繰り返し このままロボットになり廃棄される そんなことを思ってい…

日課の詩『生命』

生命 混沌としているこの世界でも 新たな生命が生まれている 生命から生命が生まれ そして受け継がれる この世界の光となり 未来への道を照らす 生命の誕生はとても素晴らしい 自然と涙が溢れてくる 自然と笑みがこぼれる 自然と言葉が出る 『生まれてきてく…

日課の詩『臆病』

臆病 わざとではない こんなことになるなんて 知らなかった 殺意はない だから 関係ない だから 仕方ない いや そんなことも思わない それも気付かない どこかで誰かが苦しんでる でも わたしには分からない わたしの所為ではない だから ちょっとくらいいい…

日課の詩『自分勝手なわたし』

自分勝手なわたし 人は未知に対して不安になる 不安を解消するために情報を漁る それが 正しい情報なのか 誤った情報なのか そんなことはどうでもいい 不安を取り去りたいだけ 自分に害がないことが 分かれば他人は関係ない 自分に害があることが 分かれば他…

日課の詩『純粋な心』

純粋な心 人は皆 純粋な心を持って生まれる 何者にも侵されていない 無垢で真っ白な心 そして 人と関わることで 純粋な心は 黒い闇へと染まる 人は一人では生きられない だけど 人と関わることで穢れる心 いずれ穢れてしまう心 できるだけ 純粋な心でいて欲…

日課の詩『見えない敵』

見えない敵 今年も戦いの日がきた 今日のために準備をしてきた 情報収集 隠密行動 バレないように慎重に 先行はこちらだ タイミングを見計らう 結果は当然の如く 大成功だ 後は相手の出方次第だ 明日の朝が決着の時 どちらが上か勝負だぁ 『サンタクロース』…

日課の詩『できること』

できること 抱えきれない想い たくさんの想いが わたしの中で存在し 消えていく 何が大切で 誰が大切で 何が大切だった? 誰が大切だった? 分からない いや 分からなくなる 過去には戻れない だから 過去を振り返らない わたしは不器用だから 今を 今の愛す…

日課の詩『このまま』

このまま 食物連鎖 弱肉強食 どれも学校で習った言葉 そして どれも人間が一番上に君臨する もし人間より有利な種族が生まれ 人間が捕食される立場となり 人間が淘汰される世界となっても この言葉を使うのだろうか? 一番上にいるからこその言葉 他の種族よ…

日課の詩『心の灯火』

心の灯火 心の蝋燭に 愛の灯火がともる その灯火はとても温かく 優しく揺らめいている 触れても身が焼けることはなく ただただ温かい それは愛する人を想う灯火 この灯火は消えることなく 受け継がれていく わたしの想いと共に 新しい生命へと 書いてみて 心…

日課の詩『体温』

『体温』 体温それは とても不思議なもの ただ温かいだけの 暖房などの機械にはない とても不思議なもの 体だけでなく心までも温かくなる 触れている部分が幸せを感じる とても不思議なもの 生きている証 愛している証 愛されている証 この温もりを これから…

日課の詩『心の泥』

心の泥 わたしの心の器は いつも君への想いで 満たされている それは何ものにも 侵されることのない想い しかし綺麗事ばかりではない 気付かないようにしている 器の底に眠る 黒い泥のようなもの これは心を壊すしか 取り除けないもの だから 後悔と共に こ…

日課の詩『何かのために』

何かのために 何かを得るために 何かを失う 何かを守るために 何かを犠牲にする この世界では毎日 当たり前に起こる出来事 ただそれを 目を開けて見ているか 目を閉じて見ていないか それとも 片目だけ開け 片目だけ閉じている 見ているけれど見ていない そ…

日課の詩『シャーデンフロイデ』

シャーデンフロイデ 不公平 不平等 それらを嘆く人々 不合理が当たり前のこの世界 たくさんの悲鳴で埋め尽くされる 不公平 不平等 それらを勘違いしていることもある 妬みや嫉妬が溢れるこの世界 自分が被害者だと 妄想して悲鳴をあげる しかし 悲鳴が下劣な…

日課の詩『決意の日』

決意の日 声にならない言葉が 僕の頭を駆け巡る 次から次へと溢れ出てくる言葉 だけど 一つも声に出せない こんなにも君を想い 君で溢れているのに 君との関係が壊れるのが怖い でも 言葉たちはもっと怖いだろう 消えては生まれ 生まれては消えていく もうす…

日課の詩『冬の恋』

冬の恋 赤く染まる頬 冷たい風が君の頬を染める それが恥ずかしいのか 君は顔を隠してしまう そんな君が愛おしく つい笑みをこぼしてしまう 君の頬にそっと触れる 僕の鼓動が 君に聞こえてしまうほどに 熱く脈打つ 『あなたが好き』 君からの告白に 僕はもう…

日課の詩『冬の恋』

冬の恋 冷たい風が頬を刺す 赤く染まる頬は 冷たい風のせい あなたへの想いを 隠すように顔を隠す それを見透かすように あなたは笑みを浮かべ そっとわたしの頬に触れる あなたの温かさが 優しさが 直接伝わってくる 目を閉じてあなたを感じる もう抑えられ…

日課の詩『付き合いが悪い』

付き合いが悪い 不安が広がるこの世界 人は想いの鎖にすがる そして 目には見えない 『絆で繋がっている』 と勘違いする 仲間という想いは 現実を目の当たりに 絶望へと変わるだろう 少しの歯車のずれが 疑心を生み それが膨らむ 目に見えない恐怖 だから あ…

日課の詩『人であること』

人であること 人の心には 様々な感情が渦巻いている その渦はとても不安定で 荒々しいときもあれば 穏やかなときもある 人は感情があるから完璧ではない しかし 感情があるから人である 感情に流されて 失敗することもあるだろう 裏切られることもあるだろう…

日課の詩『夢と欲』

夢と欲 夢を語る人は とても輝いて見える 欲を語る人は とても卑しく見える 何故だろう 何が違うのだろうか? 自分がなりたいもの 自分が欲しいもの 自分が目指すもの 夢も欲も同じのようなもの 夢は自分で叶えるもの 欲は他者を喰らい得るもの と思っている…

日課の詩『えんぴつ』

えんぴつ 自分の身を削りながら いつも僕の力になってくれる たとえ自分の身が折れたとしても 決して心まで折れることはない 出来ない自分に嫌気がさして 君にあたってしまうことがある そんな時は顔を隠してしまうけれど またすぐに顔を出して 僕と一緒に頑…

日課の詩『手紙』

手紙 10年後のわたしへ そういう手紙を書いたことがある 未来のわたしはどうなっていますか? そう問いても答えは分からない それは未来のことだから だからわたしはこう書いてみる 10年前のわたしへ あなたが選んだ道は間違えていない 不安で後悔することも…

日課ね詩『受け継がれる』

受け継がれる 家族とは不思議だ とても温かくて心地いい 一緒にいるだけで心が安らぐ 他人同士が出会い 愛を育み 新しい生命が生まれ 愛を繋いでいく この世界から消えてしまっても 繋がった愛は消えることはない わたしも あなたも 君も 愛は受け継がれてい…

日課の詩『人』

人 人は素晴らしい生き物だ 突然やってきた困難にも 他人を思いやり自粛という選択ができる 本能のままに行動なんてしない だから 人は素晴らしい生き物だ 新しい世界の生き方を見出すことで 他人を思いやり対策という行為ができる 自分だけいいなんて思わな…

日課の詩『愛の矢』

愛の矢 君に射抜かれた僕の心 矢は抜かれることなく まだ僕の心に刺さったまま 君から逃れられない いや 君から離れたくない そう思わせる程に 君は美しい 君に射抜かれた矢は わたしの魂までも拘束する わたしがこの世界から 居なくなったとしても 永遠に刺…

日課の詩『選択』

選択 混乱しているこの世界 先が見えない闇の中 何が正解で 何が間違いなのか 今の私には分からない 誰かを助け 誰かを切り捨てる 誰かを称賛し 誰かを批判する 要請という名の曖昧な言葉が 私たちを混沌に貶める 最終的には個人の判断に委ねられ 個人の責任…

日課の詩『格差』

格差 人は平等であるべきだ 誰かが言ってる その人物は高いところから 人を見下ろしながら言っている 自ら下には降りて来ようとは決してしない 人は平等であるべきだ 誰かが言ってる その人物は低いところから 人を見上げながら言っている 自ら上に昇ろうと…

日課の詩『力が欲しい』

力が欲しい 誰かを犠牲にして手に入れた力 他者を喰らうことで手に入れた力 自分を痛めつけて手に入れた力 どれも強大で強力な力だとしても どこか悲しい力 それでも わたしはその力を欲する わたしの愛する人たちを失うくらいなら わたしは力が欲しい そう…

日課の詩『慎重でもいい』

慎重でもいい 足が竦む 前へ進まないといけない だけど 足が竦んで動けない この先に待っているのは 光ある未来なのか? 先が見えない闇なのか? このままでは駄目だと分かっている でも 下手に動くと失敗する 失敗を恐るな 頭の中で葛藤が始まる 雁字搦めの…

日課の詩『好きな理由』

好きな理由 人を想う気持ち それは 『優しさ』という名前のもの とても温かくて 自然と涙が込み上げてくるもの 人を信じられなくなっても また信じたくなる不思議なもの 仇で返されることもあるけれど 見返りを求めずにあげられるもの どんな人にでも必ずあ…