日課の詩『気に入られる仮面』
気に入られる仮面
僕の顔についている仮面
いつからついているのだろう
泣くと抱っこしてあやしてくれた
笑うとみんなが可愛いと褒めてくれた
いつからだろう
この仮面がついたのは
この世界で生きていくには
必要不可欠な仮面
一人で鏡を見る
生を受けたその日からついている仮面
外す時は生を失う時
本当の自分の顔
どんな顔だろう
詩を書いてみて
もし書いた通りならこれほど悲しいことはないです。
仮面をつけなくても幸せに暮らせる世界であってほしいですね。