日課の詩『思い出』

思い出

 

記憶の中の君はいつも笑っている

初めて会った日のことを今でも覚えている

妻の後ろでわたしのことをチラチラ見ていたね

なかなか近づいてくれなくて寂しかった

一緒に食事をするときもわたしが出したものは

ちょっと様子を伺ってから食べてたね

一緒に寝るときも妻の方に寄り添っていたね

でも

段々と仲良くなって一緒に出かけたり

一緒に寝たりなでなでしたり

とても楽しい日々を過ごしたことを

昨日のことのように思い出す

今は写真の中で笑っている君しか見られない

寂しく想う

秋の夜

月に思い出を語る

 

書いてみて

妻と一緒にきたチワワがとても可愛いかった。

今はもういないけれど思い出の中に生きている。

楽しく心癒された日々をありがとう。