日課の詩『美しいものには棘がある』

美しいものには棘がある

 

美しいものには棘がある

それは

美しいものに対して距離を置く言葉

そして

棘があるからあえて近づかないと

自分を庇護する言葉でもある

そう

美しいものを守る言葉ではない

でも

わたしは思う

美しいものが弱く儚く

自らを守るための言葉なのではないかと

だから

あえて棘の道を進もうと思う

大切な人との美しい愛を守るために

 

書いてみて

自分を守るためにあえて強くみせる場合がある。美しい薔薇もすぐ枯れてしまうほど儚い。

棘は誰かを傷つけるためではなく自分を守るためのものだとわたしは思う。