日課の詩『選択』

選択

 

混乱しているこの世界

先が見えない闇の中

何が正解で

何が間違いなのか

今の私には分からない

誰かを助け

誰かを切り捨てる

誰かを称賛し

誰かを批判する

要請という名の曖昧な言葉が

私たちを混沌に貶める

最終的には個人の判断に委ねられ

個人の責任になる

だから

私は愛する人が幸せでいられるように

それだけを考えて生きる

 

書いてみて

何が正しくて何が間違いなのか分からないこの世界の中で誰かを称賛したり誰かを否定したりする。誰が正義で誰が悪なのかも分からない。

だから私は誰も傷つかずに愛する人が幸せでいられるならそれでいい。

それだけでいい。