日課の詩『付き合いが悪い』

付き合いが悪い

 

不安が広がるこの世界

人は想いの鎖にすがる

そして

目には見えない

『絆で繋がっている』

と勘違いする

仲間という想いは

現実を目の当たりに

絶望へと変わるだろう

少しの歯車のずれが

疑心を生み

それが膨らむ

目に見えない恐怖

だから

あえて距離をおくのも大切だ

それでも壊れないのが

絆というものだと思う

 

書いてみて

少し緩んだ現実。

会わないと絆が壊れると勘違いする。

会うのが絆だと勘違いする。

そして

目に見えない恐怖に襲われたとき疑心が生まれる。

距離をおいても切れないのが本当の絆だと思う。