日課の詩『紅色』

紅色

 

山々が色づき始め紅色に染まる木々

風に吹かれゆらゆらと揺らめき

水色の水面が鏡のように鮮明に紅を映す

水面に映った自分を見て恥ずかしそうで

一層紅くなった気がした

この季節になると思い出す

寒さで赤くなった君の手を握り

一緒に歩いた湖のほとり

まわり見てそっと交わした口づけ

頬を紅く染めた君はとても可愛かった

 

紅が映える季節が僕は大好きだ

 

 

書いてみて

秋は紅がよく似合う。

美しく染まる山々がとても楽しみだ。

夕焼けや紅葉

何故こんなにも紅に惹かれるのだろう。

心癒される暖かな色だからかな。