日課の詩『紅い』

紅い

 

木々が忙しく衣替えを始める

涼しげな夏の装いから一変

情熱的な紅いドレスに身を包む

風に吹かれ妖艶に揺れるドレス

とても魅力的で目が離せない

ふと頬に痛みが走る

君がわたしの頬をつねり

わたしの頬が紅くなっている

嫉妬して紅くなった君の顔が

すごく可愛く見惚れてしまう

『愛してる』と囁く

さらに紅くなった君の顔

紅葉が脇役になるくらいに美しい

 

書いてみて

秋の装いになってきた山々。

情熱的で魅力的な紅に染まる。

自然の色はとても美しく綺麗だ。

愛する人が嫉妬してしまうほどに。