日課の詩『始まりと終わりのとき』

始まりと終わりのとき』

 

生命が生まれ

生命が終わる

子供を授かったとき

大切な人が亡くなったとき

どちらも経験をした

人によって様々な感じ方はあるだろう

その時わたしは喜びや悲しみを感じなかった

あまりにも神秘的で

あまりにも尊く

とても不思議な感覚

生命の力強さ

生命の儚さ

後から溢れ出てくる感情が

今でもあのときのことを思い出させる

そして想う

生命の力はとても素晴らしいと

 

書いてみて

大切な生命が生まれたときや大切な生命が失われたときのことを今でも思い出す。

あまりにも大き過ぎてそのときは

喜びや悲しみという感情は感じなかった

けれど

次第に後から押し寄せてくる感情。

いつまでも色褪せない生命の始まりと終わり。