日課の詩『二つの顔』

二つの顔

 

様々な顔を見せる季節

わたしの心を奪う

綺麗な純白の景色

 

わたしの体温を奪う

凍てつくような寒さ

 

美しさと怖さを持つ

まるで

君のようだ

 

わたしの心を奪った笑顔

わたしのすべてを捧げると誓った

怖さにも似た美しさ

 

もうわたしは君から離れられない

自然の力を凌駕する君の虜

 

書いてみて

冬の美しさはとても神秘的で素晴らしい。

だけど

凍てつく寒さは人の生命を奪う。

美しさと怖さを持つ特異なもの。

愛に堕ちる時も同じようなものだと思う。