日課の詩『僕』

 

僕は僕

僕を形成するものは

僕の脳味噌にある僕の記憶

それが無くなったら

僕は僕で無くなる

あなたはあなた

そう言ってくれる人がいても

それはあなたが見ている僕

僕が見ている僕ではない

本当の僕を知るものは僕しかいない

だから

僕が生きる理由

この世界に僕がいる証を残したいから