日課の詩『空からの贈り物』

空からの贈り物

 

君と二人並んで歩く

はじめてのデートの日

 

心臓の鼓動が激しい

まだ手も繋いだことがない

 

ふと空を見上げると

雪がちらちらと舞う

 

白い息を吐くたびに

体温が奪われていく

 

初デートがこんな日なんて

恨むぜ神様

なんて心の中で悪態をつく

 

雪を掴もうとすると

溶けて無くなるように

君の愛も掴めないのかな

臆病な自分が顔を出す

 

『手が冷たい温めてよ

この雪が溶けるほど』

 

そう言って

君の方から僕の手を握ってくれた

臆病な自分が恥ずかしい

 

寒さで赤いのか分からない君の顔を見た

目が合い

自然と口づけを交わした

 

ありがとう

ごめんね

こんな僕で

 

雪の綺麗な日だった

 

書いてみて

初々しい感じを書いてみました。

実際わたしもはじめて手を繋いだ時はかなり

モジモジしました!