日課の詩『世界一の食事』
世界一の食事
どんなに高価な食材でも
どんなに腕の良い料理人でも
どんなに高級な料理でも
万人が求める料理よりも
わたしのためだけに作ってくれる
手料理に勝る料理はないと思う
幼き日のことを後悔する
親の作る料理に文句を言っていた自分
本当は感謝すべきことなのに
今は感謝しかない
愛する人が作る手料理
わたしのことを考えて
わたしのために作ってくれる手料理が
この世界で一番最高に美味しい
今日はわたしが君を想い作るとしよう
この世界で一番最高に美味しい手料理を
書いてみて
どんなに高級な料理でも世界一ではない。
絶対に世界一にはなれない。
万人に向ける料理よりもわたしのことを想って作ってくれる料理に勝るものはないと思う。