日課の詩『一握の幸せでも』

一握の幸せでも

 

すべての人を笑顔にする

すべての人を幸せにする

すべての人を輝く未来へと導く

 

わたしにはそんな大層なこと

言えないしできない

 

人によって様々な価値観がある

そのすべてを網羅することなんて

できる存在なんている筈がない

 

だから

わたしは自分の側にいる人を幸せにする

 

すべての人が自分の側にいる人を幸せに

することを考えることが出来るのなら

たった一握りの幸せでも大きなものになる

 

・・・かもしれない

そんなことを思いながら夜の闇を眺めた

 

書いてみて

わたしが幸せを綴ることはちっぽけで何も意味がない。ふと夜の闇を眺めて感じた。

だけど大切な人の寝顔を見て思った。

たとえ小さな幸せでも、一握りの幸せだとしても

それは素晴らしいものなのだと綴っていきたいと。