日課の詩『シャーデンフロイデ』

シャーデンフロイデ

 

不公平

不平等

それらを嘆く人々

不合理が当たり前のこの世界

たくさんの悲鳴で埋め尽くされる

不公平

不平等

それらを勘違いしていることもある

妬みや嫉妬が溢れるこの世界

自分が被害者だと

妄想して悲鳴をあげる

しかし

悲鳴が下劣な笑いとなることもある

他人の不幸が自分の幸せと感じる

それは低俗な精神安定方法

何が正しく

何が間違いで

誰が正しく

誰が間違いなのか分からない

そんな世界だけど

今日も生きていく

他人を糧としない

自分の幸せを探しに

 

書いてみて

妬みや嫉妬が他人の不幸を自分の幸せへと変えてしまう。人の感情とはとても複雑で難しい。

何が正しくて何が間違いなのか。

誰が正しくて誰が間違いなのか。

そんな世界を今日も生きていく。

他人の不幸を蜜としない。

自分の幸せを探すために。